Amazon倉庫バイト体験談を知りたい人向けの記事になっています。
実際に3ヶ月の間、夜勤でAmazon倉庫のバイトをした体験談を書きたいと思います。
結論から言うとAmazon倉庫バイトは身体的には少しだけきつく、精神的には楽です。
普段運動していなかった私の場合は初日は少しだけ足が痛くなりましたがすぐ慣れました。基本的に一人で黙々と喋らないで作業するので気は楽です。
Amazon倉庫バイトの面接、オリエンテーション、初日、仕事内容など実際に体験した事やAmazon倉庫バイトを辞めた時の体験談まで全て赤裸々に描いたのでこれからAmazon倉庫バイトをしようと思っている人の参考になれば幸いです。
因みに私が働いたAmazonの倉庫は川崎の物流センターの夜勤です。
Amazon倉庫のバイトは場所や時期によって時給が違うのでバイトアプリでチェックした方がよいです。
また倉庫のバイトはAmazonだけではないのでバイト探しアプリでチェックしましょう。
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目次
Amazon倉庫のバイト体験談~面接から仕事内容までの流れ
Amazon倉庫のバイトの殆どは人材派遣会社からの派遣社員と言う形で働きます。大体週2~が多く労働時間は9時間~11時間(休憩時間込みで)が多いですがこれは派遣会社によって違います。
因みに私がバイト探しアプリで見つけたアマゾン倉庫のバイトの派遣会社はワールドインテックと言う所でした。
Amazon倉庫のバイトの面接内容
アマゾン倉庫のバイトの面接は三ヶ所ぐらいの公民館みたいな場所から選びます。
面接会場に着くとすでに2人の面接希望者が居ました。
一人は50過ぎのおじさんと30後半ぐらいのお姉さんの二人で、面接官は私服の社員の方が一人と集団で行われ結構ラフな感じの面接です。
面接と言うより説明会と言った方が良いかと思います。
派遣会社が国に認定されていて優良でどのような事業を行っているか軽く説明してからアマゾン倉庫のバイトの簡単な規則と仕事内容が説明されます。
説明された事は持ち込み不可なものや荷物を探したり(ピッキング)梱包したりする単純作業である事を説明されました。
説明が終わったら3分ぐらいの簡単なテストがあります。
※派遣会社によって違うかも知れないのでテストは必ずあるかどうかは分かりません。
これは本当に簡単で
1は△ 2は〇 3は□と指定されており〇△□□△□〇△□みたいにランダムに並んでいる所の中に該当する数字を書き込むだけです。
それと少し小さい文字が読めるかぐらいの簡単なテストです。
ここで合否は大体決まると思います。この用紙を見て70~80%合っていれば合格基準みたいな事が書いてありました。
それに合格したら来た順に個別面談が始まり、勤務する曜日の確認とバイト初日のオリエンテーションに持っていく書類について説明され、初出勤日を決めて終わりです。
この日に面接を受けた私を含めて3人共合格しました。
Amazon倉庫のバイトのオリエンテーション内容
オリエンテーションでは簡単な仕事内容の説明と実際に働くアマゾン倉庫の案内をしてから必要書類の提出を3時間ぐらい掛けて行います。
実際に働くアマゾン倉庫に行き、2時間位掛けて巨大なアマゾン倉庫の中を案内され、すでに働いている人達の様子を見る事が出来ます。
1人の社員に連れられ、派遣会社毎にグループ分けされて、ぞろぞろと付いて回る様は小学生の時の社会科見学を思い出します(笑)
案内が終わったら必要な書類の提出をして初出勤日を決めて、オリエンテーションは終了します。
オリエンテーションもバイト代が少し出るので嬉しい所です。
Amazon倉庫のバイトの初日の体験談(夜勤)
Amazon倉庫のバイトの初日に自分がどこに所属されるか分かります。
アマゾンの倉庫に着くと自分の働く場所が書かれた紙があるのでそれを確認します。
私は梱包の作業する班に配属されました。
作業する前はロッカールームに行き、倉庫内に持っていっていけない物をしまってから倉庫に入ります。
倉庫に入る時は警備員がチェックしている金属探知機を通過しなければ入れません。ベルトも駄目なので行きも帰りも毎回、ベルトを着脱が面倒くさかった記憶があります。
倉庫内に入ったら毎回、軽い体操をしてから作業開始します。
今回は初日と言う事で作業をする前に最初にしっかり教えてくれるトレーナーと呼ばれる人が付きました。
新人が5人ぐらいいたのでトレーナーの人が最初に梱包のやり方を説明してくれます。
一通り説明が終わったら『分からない事があったらすぐボタンを押して呼んでくださいね。』と優しいトレーナーの人で安心しました。
初出勤から3回目までは初心者マークを付けて仕事するのでAmazon倉庫のバイトをはじめたばかりの人はすぐ分かるようになっています。
作業自体は商品を箱から出す→バーコードで読み取る→梱包するの単純作業なのでそんなに聞く事はないですがミスをしない様に少しでも分からない事があったら呼んでましたが嫌な顔をすることなくしっかり教えてくれました。
後はひたすらこの作業を繰り返します。
■夜勤の場合のスケジュールはこんな感じです。
開始
19:00~21:30 準備運動と注意事項聞いてから作業
21:30~21:40 小休憩
21:40~00:00 作業
00:00~00:40 長休憩
00:40~03:40 作業
03:40~03:50 小休憩
03:50~06:00 作業
終了
2、3時間経ったら10分休憩を繰り返して1回だけ40分の長い休憩を挟みます。
10分間の休憩はトイレ行っても水飲んでも自由ですが大体、休憩室で皆、座って休んでます。
話している人はそんなに居なくて皆、静かに休んでいる感じです。
40分の休憩時には大きい食堂でご飯休憩でした。
ここでは働いている人が代わる代わるご飯を食べに来るので結構、人が多いです。
6時になったら作業終了です。
帰りのバスに乗り、帰宅しました。
Amazon倉庫のバイトの仕事内容
アマゾン倉庫の仕事内容は主にストーとピッキングと梱包に分かれています。
ストー・・・お店の商品を棚にしまう作業
ピッキング・・・カートを押しながら商品をバーコードリーダーで読み取り籠に入れて集める作業
梱包・・・流れてくる商品を段ボールに詰めて梱包する作業。
どの作業に付くかは派遣会社がその人に合った方を勝手に選ぶ感じです。
梱包
これをずっと繰り返す単純作業です。
最初は1つの箱に1つしか入れなくていい作業を任せられるし、休憩もしっかり挟むので疲れにくいので作業自体は本当に単純で楽です。
アマゾン倉庫のバイトの凄い所は商品のバーコードを読み取ると目の前の画面に梱包する為の段ボールの大きさが表示され効率よく梱包できるようになっています。
その梱包する段ボールに使うガムテープの長さも自動的に出るのでかなりの効率化を図っています。
梱包する場所には柔らかいクッションが敷いてあり長時間の作業もそのお陰で足が疲れにくいです。
ピッキング
これをずっと繰り返す単純作業です。
スキャナーで読み取った商品が間違っていると間違っていると表示されるのでピッキング自体は単純な作業ですぐに覚えられますが梱包と違ってずっと歩くので結構な運動量になります。カートを押す時の簡単な掛け声のルールがありますがオリエンテーションで教えてくれるので特に問題ないです。
梱包もずっと立っているので疲れますがどちらと言うとピッキングの方が私はきついと思います。
実際のアマゾン倉庫の仕事風景が見れます。
Amazon倉庫のバイトを体験して良かった6つの事
労働者が効率よく働ける様に労働環境は凄く良いです。
少し前にAmazonの小田原の倉庫で死亡事故が話題になっていましたが私が働いていた川崎のAmazonは労働環境が良かったので驚きました。
どこのFCでも労働環境に関しては心配する必要はないです。
それではAmazon倉庫のバイトをして良かった事6つ紹介します。
労働環境は良かった
アマゾン倉庫では様々な年代の人が働いているので労働環境は良いです。
作業場にはいつでも冷たい水が飲めるウォーターサーバー完備されており、作業場の足場に長時間作業しても足が痛くならない様にクッションがひかれています。
また、冷たい風が流れる送風機が個別に付いているので夏場でも涼しい環境で仕事が出来ます。
ボタンを押せばすぐ駆けつけてくれるので身体の調子が悪くなっても安心できます。
食堂のメニューが激安で節約できる
お茶は飲み放題の食堂完備(カレーとか200円でメニューも安く豊富です。)
昼飯代とかコンビニで買うと700円とかすぐに行ってしまうので節約したい人にはかなり助かる値段設定です。
駅まで無料の送迎バスがあるので帰りが楽
バイトで疲れた後に歩いて帰るのはしんどいので行き帰りの送迎があるのは地味に助かります。
人間関係はほぼない
初日にトレーナーやリーダーの人にやり方を教えてもらう以外は基本的に人と関わる事がないです。
人付き合いがほぼいらなく黙々と作業出来ますし、休憩時間もゆっくり休憩出来ます。
時間が経つのが早い
単純作業だけど色々な商品が見れるので意外と時間が経つのが早いです。
今流行っているものとか知れて面白いです。
時給が高い
誰でも出来る単純作業の割にしっかりお金も貰えるのが良いですね。夜勤の方が時給が高いのでおすすめです。
トレーナーやリーダーに昇格出来ると時給が上がっていきます。
とあるアマゾン倉庫のリーダーの時給です。
時給:1,390円※深夜割増賃金(22:00~翌5:00までは時給25%UP。時給1,738円となります。)
繁忙期でないと普通のバイトの時給1,000円なので時給が結構高いのが分かります。
Amazon倉庫のバイトがきついと思った6つの理由
私が実際にAmazon倉庫で働いてきついと思った点を説明します。
長時間立っている所
アマゾン倉庫のバイトで一番きついのは長時間立って作業する事です。
単純作業自体は色々な物が見れて楽しいので問題はないのですがストーの場合だと長時間の立ち仕事で慣れていないと足の裏が痛くなります。
Amazonの倉庫のバイトは作業の間に休憩があり、足場に柔らかいクッションが敷いてあるとは言え、立ち仕事が慣れない人は疲れます。
隣で働いていた人に『足が痛くならないですか?』と聞いたら『全然痛くないですね』と言っていました。
その方は料理人をしていて普段、立って仕事をしているので立ち仕事には慣れていたみたいです。
個人的にきついと思うのはピッキングです。
ストーはずっとその場に立っての仕事ですがピッキングはずっと歩くのでかなり歩きます。
ピッキングした人の話では7時間で15000歩あるいたそうです。
単純作業に飽きる
同じ動作の繰り返しなので飽き性の人にはきついかもしれません。
梱包の作業は色々なアマゾンで取り扱っている商品を見る事が出来るので意外と飽きませんでした。
休憩時間が短い
働く場所や時間によって違いますが私が働いた川崎のアマゾン倉庫の夜勤は作業間は小休憩10分を2回と長休憩40分を1回ありました。
休憩時間あるじゃんと思いますがアマゾンの倉庫は大きいので休憩スペースまでちょっと歩く為、小休憩が5分ぐらいに感じます。
規則が細かくて厳しい
お客の大切な荷物を扱う物流の仕事なので規則はそれなりに厳しいです。
まず、作業場へ持ち込めるものが限定されています。
財布、現金、筆記用具、タオル、腕時計、水のみが持ち込み可となっており、情報漏洩の防止からスマホや携帯電話等は持ち込めずロッカーにしまう必要があります。
※補聴器やペースメーカーは可能です。
作業場から出る時は盗品が無いか空港の出入り口みたいな金属探知機のゲートみたいな所を通って出るのですが毎回、ベルトを外さなくてはいけなかったのが地味に面倒くさかったです。
ピアスやイヤリングなども外しておかないと金属探知機に反応して警備員に鳴った原因をチェックされるので注意が必要です。
また、服装も長い裾やパーカーなど機械に巻き込まれるような格好も禁止されています。
最初のオリエンテーションの時に詳しく説明してくれるので規則は守って安全に仕事しましょう。
仕事内容をしっかりチェックされている
梱包した荷物は誰が梱包したのか分かる様になっていて梱包した数もチェックされています。
効率化を図っているアマゾンなので人の作業も効率化しています。
余りにも梱包数が少ないとリーダーやトレーナーの方がやり方が間違っていないか教えてくれるみたいなので厳しいけどしっかり教えてくれます。
普通に作業していたら特に問題ないのでそこら辺は心配しないでいいです。
バス送迎での目線がつらい
アマゾン倉庫のバイト先の倉庫はかなり大きいので駅からかなり離れている場所にあります。なので大体、アマゾン倉庫で働く人専用のバスが出ています。
バス停に止まっているので普通のサラリーマンが出勤する時にかち合い、目線が気になりました。
Amazon倉庫のバイトを辞めた時の体験談
Amazon倉庫のバイトは足の裏が少し痛くなるぐらいですぐ慣れます。
煩わしい人間関係もないので黙々と作業が出来て個人的には気楽に作業が出来て楽でした。
なのに何故、辞める事になったのか?
それは人間関係です。
残念な事にAmazon倉庫のバイトでも運が悪いと私の様に人間関係で辞める事になってしまいます。
私が我慢強くないのが原因なのかもしれませんがバイト如きでストレスを溜めたくなかったので3ヶ月で辞めてしまいました。
詳しい理由を知りたい方は↓からどうぞ。
⇒私がAmazon倉庫のバイトを3ヶ月で辞めた理由
Amazon倉庫のバイト 体験談Q&A
Amazon倉庫のバイトでよくある質問の答えを実際に働いた私が答えます。
Amazon倉庫のバイトは面接で落ちる?
落ちる人もいますがほぼ落ちないです。
その理由はアマゾン倉庫のバイトは募集人数が999人と常に募集している派遣会社が多かったのとバイトに行くと分かるのですが50代以上の中高年の男女が多く働き、外国人もチラホラ居るからです。
Amazon倉庫は大きいので常に人を募集しており中高年でも外国人でもほぼ受かるバイトと言っても良いでしょう。
ただし、Amazon倉庫のバイトの面接内容でも話しましたが派遣会社によっては簡単なテストがあるのでそこで合格の点数に満たないと落とされます。
もし、落ちたら派遣会社を変えるか時間を置いてから、もう一度応募すると良いです。
すぐ働きたい場合は派遣会社を変えるのが手っ取り早いです。
因みに私と一緒に面接を受けた2人の人達もバイトには受かりました。
Amazon倉庫のバイトの夜勤のタイムスケジュールは?
■夜勤の場合
開始
19:00~21:30 準備運動と注意事項聞いてから作業
21:30~21:40 小休憩
21:40~00:00 作業
00:00~00:40 長休憩
00:40~03:40 作業
03:40~03:50 小休憩
03:50~06:00 作業
終了
Amazon倉庫のバイトの時給が高い時は狙い目
私がやった時のAmazon倉庫のバイトの時給は実働10時間で12000円だったので時給1200円でした。
場所は川崎のAmazon倉庫です。
時給は1000円ちょいなので普通です。
時給1200円週5で働いた場合
週5×12000円=60000円
60000円×4=240000円
1ヶ月24万円稼げます。
契約する派遣会社や働くアマゾン倉庫の場所、時期によって時給は変わってきます。
とある派遣会社のAmazon小田原の時給例を見てみましょう。
(1)21:00~翌6:00(実働8h)
→時給1450~1738円(一律手当300円込)
(2)19:00~翌6:00(実働10h)
→時給1640~1975円(一律手当300円込)
週5×16000円=80000円
80000円×4=320000円
1ヶ月32万円稼げます。
Amazon川崎に比べると結構高めですね。派遣会社によって時給はさほど変わりません。
一番違うのは時期と働く場所が重要です。
繁忙期(クリスマス前や連休)で人が足りない場所は時給が跳ね上がるのでかなり狙い目です。
繁忙期を狙って短期集中でアマゾン倉庫のバイトをやるのも良いです。
amazon倉庫のバイトはクビになりますか?
クビになります!
実際にクビになった事例があり、倉庫内の商品を盗難した場合と作業効率が著しく悪く改善されない場合はクビになります。
前者は当たり前にクビになりますが後者でのクビはそうそう無いので心配する必要はないです。
amazon倉庫で女性は働けますか?
働けます!若い大学生から60代ぐらいの年齢の女性も働いていたので女性は結構働いています。
倉庫と言うと重たいものを運ぶイメージですがアマゾン倉庫では初めてバイトするような人達には軽いものしか扱わせないです。
Amazon倉庫のバイト 体験談まとめ
アマゾン倉庫のバイトの体験談を結構細かく書きましたがどんな仕事内容かは大体想像できたかと思います。
Amazon倉庫のバイトの口コミを見ると『やめとけ』とか『きつい』など、多く書かれていますが一人で黙々と作業するが好きな人はあっという間に時間が過ぎるので案外楽です。
基本的に長時間労働ですがウォーターサーバー付きの休憩室や食堂完備で作業途中に休憩する時間も確保されているし、扱うものは殆ど小物なので力仕事もなく想像しているより疲れません。
今はコロナが流行っているので大人数が働くAmazon倉庫ではコロナ対策も万全にしています。
Amazon倉庫自体大きいので密になる事はあんまりなく、空調もしっかりしているのでコロナに関しては心配ないと思います。
バイトに落とされる事がほぼ無いのと労働環境はかなり良いので単純作業ですぐにお金を稼ぎたい人にアマゾン倉庫のバイトはおすすめです。
Amazon倉庫のバイトは場所や時期によって時給が違うのでバイトアプリでチェックした方がよいです。