新宿スワンは2014年に綾野剛主演で映画化されたぐらい人気の名作漫画で、すでに最終回も書かれており全38巻完結済です。
新宿スワンの内容は簡単に言うと新宿でスカウトしている青年が名スカウトマンになっていく過程が描かれておりスカウトマンのリアルの内情が受けて人気漫画となりました。
実際にスカウトマンとして働いていた友人に新宿スワンの感想を聞いて見た所、『新宿スワンは内容がリアルで面白かったよ』との感想を貰ったので本職としてスカウトマンをしている人でもスカウトマンの実情などが知りたい方にもおすすめですね。
私は不良やアウトロー系の漫画が好きなので新宿スワンはもちろん読みました。
今回はそんな新宿スワンの感想をネタバレを少し含んだ感じで書きたいと思います。
目次
新宿スワン あらすじ
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥（しらとり）タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋（あっせん）し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!引用：Amazon
主人公のタツヒコが新宿の夜の世界に染まらずに成長していく過程が面白いですね。
スカウトをした事ないと分からない様な内容も沢山あり、よく取材して描かれていると思います。
ディープな新宿の夜の世界の話を知りたい人は読むべし!
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新宿スワン感想・見所(ネタバレ少しあり)
新宿歌舞伎町は怖い所
新宿の夜の世界では女の子はスカウトされ→風俗・キャバクラで働き→ホストに使う→お金が足りなくなり闇金で借金
そしてスカウトに相談するとスカウトは仕事をまた紹介と言う形で循環して女の子は食い物にされていくと言う怖い世界です。
このパターンはまだ良い方で画像の様に女の子が未成年でホストの売掛金を払えない場合がヤバいです。
闇金では未成年だとお金を借りられないし、スカウトでもお店に女の子を紹介する事が出来なくて八方塞がりになってしまいます。
そういう時に出てくるのがヤクザです。
そういう女の子はヤクザに売り飛ばされて如何なる手段を使ってでも売掛金を回収させられます。
女の子はしょんぺんを漏らしながら泣くも車に乗せられて連れて行かれるシーンがありますが夜の世界は怖いですね。
新人は騙されないように誰も信用すべきではない
タツヒコは所属のスカウト会社の社長と先輩にハメられ全ての責任を取らされそうになります。
内容はタツヒコがスカウトした女の子が他社のスカウト会社ハーレムのスカウトが過去にスカウトした女の子で女の子が被った事で因縁を付けられ殴られます。
それ自体はよくある事なので問題ないのですがタツヒコが所属しているスカウト会社バーストの社長は社員が手を出され事に目を付けて逆にハーレムを潰そうと模索します。
先輩社員(幹部)はタツヒコを連れて復讐しに行くのですがこれがハメられる一因になります。
先輩社員(幹部)はタツヒコに『全ての責任は俺が持つから殴り返してこい』と言われ殴り、幹部も含めた殴り合いに発展しますがそこが社長の狙いでした。
バーストの幹部をボコボコして怪我を負わせた事を理由に話し合いを進めるのです。
話し合いの場で先輩社員(幹部)は『俺は止めたのにタツヒコが殴り掛かっちゃうからしょうがなく・・・。』と全ての責任は先に手を出したタツヒコにあると言う事で新人のタツヒコに全ての責任を被せます。
夜の世界で責任を取らされると言う事はお金が絡んでいるので理不尽な借金を負わされる可能性があり怖い事ですね。
クズが多い世界では自分の身は自分で守らなければいけないのであんまり人を信用しない方が良いと言う事が学べました。
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