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僕の名前は「少年A」のネタバレ感想!最終回はハッピーエンド

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本日はマンガUPと言う漫画アプリで連載されていた僕の名前は「少年A」を全巻読み終えたのでレビューします。
僕の名前は「少年A」は1~4巻まで出ていて完結しているので続編はありません。
少しネタバレしていますのでネタバレが嫌な方は注意!

この手の漫画は神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗や佐世保小6女児殺害事件のネバダたんを思い出します。

特に酒鬼薔薇聖斗は印象に残っています。同じ年の人間が小学生を殺害してその首を学校の校門に晒して警察に挑戦状を送るとかめちゃくめちゃですよね。
同い年で当時、私が中学生の時に起こった事件なのでかなり衝撃的な事件でした。

酒鬼薔薇聖斗に関しては完全に異常者ですが僕の名前は「少年A」の少年Aには正義のある点に救いがあり単なる胸糞悪い漫画ではないと言う事は言えます。

ネバダたんを連想させる漫画で異常者の愛と言う凄く後味の良くない漫画があるのですがこれもそのうちレビューしたいと思います。

異常者の愛 ネタバレ感想!ここまで愛されたら逆に怖すぎる最終回が衝撃的!以前、僕の名前は「少年A」のレビューした時に言った異常者の愛のネタバレ感想を書きたいと思います。 この漫画は佐世保小6女児殺害事件...

僕の名前は「少年A」 あらすじ

13歳で教師を殺したその日、僕の名前は「少年A」となったーー…。
13歳で人を殺したその日、僕の人生は一変した…。
全てを偽り、嘘で塗り固めた毎日を送る。
これまで存在していた自分という存在は消え、「少年A」という名前だけが一人歩きする。
でも僕は必ず君を守り抜くと決めたから───…。引用:Amazon

この漫画に出てくる少年A自身とその家族、友人、親友、クラスメイトの心の葛藤と犯罪者と言うレッテルを貼られた人間の人生がどうなっていくのかが描かれています。

僕の名前は「少年A」見所(以下ネタバレあり)

好きな子が教師にレイプされるのを目撃する

そもそも少年Aになった原因は好きな女の子が担任の教師にレイプされるのを目撃した事が始まりです。
正確に言うとレイプされそうになった所ですがもう4回目と言う時点で脅され何度も身体を要求されていて感情が無くなりつつある生々しい場面でもあります。

誰にも助けて貰えない女の子が仲の良かった少年Aに現場を目撃され『助けて』と小声で涙ながらに訴えると少年Aは持っていたバットで教師の顔面を殴り、女の子と一緒に逃げようとしますが教師は死んでいなく気絶もしていませんでした。

ここで肩を捕まれた少年Aは気が動転して・・・(以下描写なし)。
そして教師が頭から血を流し血まみれで倒れているシーンに行き、血まみれのバットを持ったまま教室に帰り、

『担任の山下先生をバットで殴り殺しました。』と教室に居た他の先生に報告します。

ここで少年Aが誕生するのですが真のネタバレは実は違います。ここは漫画を実際に読んで欲しいので言いませんがこの真のネタバレが少年A自身とその家族、友人、親友、クラスメイトの全ての人を巻き込んでいくのです。

転校先で正体がバレた後のクラスメイトの反応

現在だとSNSの偽アカウントが横行するので今、この様な事件が起こればツイッターでこの様に偽アカウントが沢山出来そうですね。
私が中学生だった時に起こった神戸連続児童殺傷事件の時はSNSはまだ無かったので代わりに2chやフライデーなどの週刊誌での個人情報流失が起こっていました。

僕の名前は「少年A」でも高校生になった少年AはSNSで正体をバラされることになり、正体がばれた瞬間、一方的に好き好き言われていた女の子からは『人殺し』と怯えられクラスメイトから距離を置かれる事になります。

そして、2chっぽい掲示板で話題になった事で更にバイト先を首になり、少年Aがどんどん追い込まれていく中、少年Aとなった原因でもう会う事もないと思われていた女の子が訪ねてきたのです。

女の子は少年Aを心配して会いに来てくれたのですが自分の人生を壊してまで私を助けてくれた人と少年Aの気持ちもわかりつつ、今は他に大好きな人がいる事は言えないと少年Aには辛い現実が明るみに出ます。

ハラス
ハラス
この事実を知ったら少年Aが錯乱して女の子を恨み殺しちゃうんではないかとドキドキしました。この女の子もそこまで分かっているならバレたら恨まれると思わないのですかね。そんな心配もせずに今、大好きな人と話して頬を赤めているノー天気ぶりに少しイライラしました。

僕の名前は「少年A」の最終回はハッピーエンドで良かった

少年Aが原因で親友が引きこもりになったのは酷い言いがかりな気がしますが母親と姉にはかなりの迷惑が掛かってきました。
殺人者の姉、姉は彼氏に振られるし、会社でも噂されます。殺人者の母親として母親は自分の店に嫌がらせを受けたり家にも嫌がらせを受けます。
少年Aの姉はずっと恨んでいましたが母親だけは少年Aを恨まず見守り続ける所は流石、母親だと思いました。

全ての真実を告白する事でも精神的苦痛を受けてきた事は忘れる事が出来ない物です。
しかし、長い年月を経て家族にも許して貰え、守りたい人も出来て、平和に暮らしていくハッピーエンドで最終回を迎えます。

最終回はこの主人公に正義があったから良いですがなかったら残された遺族の気持ちを考えるとハッピーエンドで終わらせる事は出来なかったかもしれませんね。

ハラス
ハラス
でも教師の家族は全くハッピーではないですよね。自業自得と言う言葉で済めばいいですが家族にとっては犯罪者でも家族な訳で難しい所です。

登場人物で誰が一番悪いのか?

間違いなく担任の教師でしょう。

この教師が犯罪を犯さなければ女の子も少年Aも少年Aの家族も不幸にはならなかったはずです。
しかも、この教師の家族も不幸になっているので全ての元凶は担任の教師にあります。

おまけ もしもし、少年Aが自分だったら

付き合ってないけど好きな女の子が担任の教師にレイプされていたからと言って担任を殴り殺そうとは思わないかも知れませんね。
付き合っていたら話は別になりますが殺人となると全ての人生を棒に振るい、家族にも迷惑が掛かるので助けはしますがやっぱり無理かもしれません。

あんまり具体的に言うと真のネタバレの部分が分かってしまうのでぼかしますが少年Aは少女を守る為にした事は結局の所、不幸な人が増えただけなのですべきではなかったと思います。

中学生であそこまで女の子の為に考えられるのは凄い事ですが私だったら自分の家族が不幸になる事は精神的に未熟な中学生の時は考えられなかったはずです。

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