この記事は地獄楽の衛善(えいぜん)の死亡についての記事になっています。

衛善は死亡します。

原作漫画では1巻・第4話、アニメでは第4話で、死罪人・陸郎太(ろくろうた)に殺されました。

では、なぜ試一刀流一位の衛善が、これほど早く退場したのか。

その最期と、「弱い」と言われる理由を、原作の描写にそって読み解いていきます。

地獄楽は、賀来ゆうじさんが「少年ジャンプ+」で連載した和風ダークファンタジーで、2023年にはMAPPA制作でアニメ化もされています。

衛善(えいぜん)とは?山田浅ェ門試一刀流一位の実力とキャラ像

衛善は、山田浅ェ門試一刀流一位という、作中でも最高位の処刑人です。

死罪人・陸郎太の監視役として、神仙郷へ渡りました。

無造作な長髪と眼帯が目印で、門下をまとめる面倒見のよいリーダー格として描かれています。

乳児期の病気で左目を失ったため、眼帯をしています。

一門からの信頼も厚く、作中では次期当主候補として扱われている実力者です。

ハラス
ハラス
一位でリーダー格、しかも次期当主候補。ここまで格を積み上げたキャラがこの後どうなるのか、前提として押さえておいてください。

地獄楽・衛善の死亡シーン|陸郎太に瞬殺された最期を解説

衛善が命を落とすのは、単行本1巻・第4話。

神仙郷に上陸した直後の出来事です。

空腹で理性を失った陸郎太が暴走し、異変を察した衛善は刀を抜いて反撃しようとします。

しかし斬撃が届く前に、身長3メートルを超える陸郎太の張り手が直撃。

上半身を潰され、ほぼ即死でした。

その後、衛善が生き返ることは物語の最後までありません。

一位の処刑人が、戦いらしい戦いもないまま退場する。

このギャップが、「地獄楽は誰が死んでもおかしくない」という緊張感を、序盤で一気に読者へ突きつけました。

なお、衛善を手にかけた陸郎太も、このあと画眉丸(がびまる)と佐切(さぎり)の激闘の末、佐切に討たれています。

ハラス
ハラス
一位が4話で、しかも斬り合いにすらならず退場…!この一撃が、作品全体の空気を決定づけたと言っても大げさではありません。

\衛善の最期を、原作でその目に/

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衛善は本当に弱い?序列一位が一撃でやられた理由を考える

あまりにあっけない最期だったことから、「衛善は弱いのでは?」と考える人もいます。

一位の肩書きなのに剣を交える場面がほとんどなく、初登場では佐切に厳しく当たる姿もあり、感情移入しづらかった――こうした点が「最弱説」につながっているようです。

ただ、衛善の腕そのものは低く描かれていません。

登場シーンでは、動揺した死罪人の首を一刀で落としており、処刑人としての技量は確かです。

序列二位の殊現(しゅげん)からも実力を認められています。

だから私は、衛善が単純に弱かったとは考えていません。

むしろ、陸郎太の規格外の力を知らないまま、正面から受けてしまったことが大きかったのではないでしょうか。

「弱い」というより、相手が規格外すぎたという受け止め方です。

ハラス
ハラス
「弱い」で片づけるのは、ちょっともったいない。一位の名は伊達じゃないと私は思っています。

【独自考察】タオ(五行)から見る、衛善と陸郎太の相性

ここからは少し考察です。

なぜ一位の衛善が一撃でやられたのかを、作中の力の概念「タオ」から見てみます。

地獄楽のタオは、木・火・土・金・水という五行をベースにした力で、属性ごとに相性(相克)があります。

五行の相克は、次のように「一方が他方を抑える」関係です。

五行の相克(矢印の元が、先の属性を抑える)
木 → 土(木剋土)
土 → 水(土剋水)
水 → 火(水剋火)
火 → 金(火剋金)
金 → 木(金剋木)

ここで衛善と陸郎太は、どちらも木属性です。

そのため五行の相克で見ると、衛善側が属性相性で有利になる組み合わせではありません。

また、この場面では衛善がタオを使って戦う描写も確認できません。

「衛善が弱かった」というより、陸郎太の規格外の身体能力と、当時の衛善が置かれていた状況が重なった結果だったのではないか。私はそう受け取っています。

ハラス
ハラス
属性まで並べると、「勝てない条件が揃っていた」構図が見えてきます。ただの負けとは少し違うんです。

【独自考察】「衛善」という名前から見えるキャラクター像

ここからは原作で明言されている設定ではなく、名前から考えられる一つの見方です。

「衛」には守る・防ぐという意味があり、それが「善」と組み合わさっています。

門下を支え、後進を守る立場だった衛善の役回りと、この字面は重なって見えます。

一門を守るはずだった人物が、物語のごく序盤で失われる。

名前と役割を並べると、その退場がいっそう惜しく感じられます。

ハラス
ハラス
名前から人物像を眺めるのは完全に遊びの考察ですが、こうすると序盤退場組にも愛着がわきます。

衛善について、よく挙げられる感想・評価

ここでは実際のSNS投稿ではなく、衛善についてネット上でよく見かける評価の傾向を、私なりに整理しました。

一位が4話で退場する意外性に驚き、逆に「先が読めない作品だ」と続きが気になった、という声。

登場時から好きだったのに、最初で最後の見せ場が切なすぎた、という惜しむ声。

瞬殺の連続に、「衛善クラスはもう少し戦う姿が見たかった」という物足りなさの声。

佐切への当たりの強さで最初は苦手だったが、一門を背負う立場の厳しさと捉え直した、という声。

「弱い」と言われがちでも、首を一刀で落とす描写は強者。相手が規格外だっただけ、という擁護。

序盤退場でも後々まで名前が出てくるため、作品的にはしっかり印象を残した、という評価。

眼帯の渋いキャラとして人気があり、回想で再登場した場面を喜ぶ声も見られます。

地獄楽・衛善のQ&A

衛善は生存しますか?復活はありますか?

いいえ。序盤で死亡し、その後の復活はありません。

衛善は何巻・何話で死亡しますか?

原作漫画は1巻・第4話、アニメは第4話です。

衛善を殺したのは誰ですか?

監視役として担当していた死罪人・陸郎太です。

衛善の声優は誰ですか?

アニメでは古川慎さんが演じています。

衛善はなぜ眼帯をしているのですか?

乳児期の病気で左目を失ったためです。

まとめ

・衛善は山田浅ェ門試一刀流一位で、作中では次期当主候補として扱われる実力者
・単行本1巻・第4話で、暴走した陸郎太の張り手を受け即死(以後の復活なし)
・殺したのは監視対象だった死罪人・陸郎太
・「弱い」と言われるのは、あっけない退場と戦闘描写の少なさが主な理由
・どちらも木属性で相性の優位がなく、規格外の相手だったことが重なった敗北

序盤で退場しながら、名前と存在感が後々まで語られ続ける。

衛善は、そんな“忘れられない序盤キャラ”の一人です。

衛善の最期をあらためて確かめたい方や、伏線を意識しながら1巻から読み返したい方は、電子書籍でまとめて読むのが早いです。

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