この記事は地獄楽の民谷巌鉄斎の最後と死亡(生存)についての記事になっています。

「八州無双の剣龍」と呼ばれた民谷巌鉄斎。

名前を検索すると「死亡」という言葉が並ぶので、あの豪快な剣豪がどこで散ったのか気になっている人も多いはずです。

その答えと、彼の結末にまつわる切ない事実を、順番に見ていきますね。

・民谷巌鉄斎は死亡せず、最後まで生き残る数少ない死罪人の一人
・彼を庇って命を落とすのは、監視役の山田浅ェ門・付知(第10巻96話)
・巌鉄斎は仙薬を持ち帰った公式帰還者として無罪放免に
・最終回では剣術と医術の道場を開き、穏やかな日々を送る

キャラクター 民谷巌鉄斎(たみやがんてつさい)
異名 八州無双の剣龍
監視役(山田浅ェ門) 付知(ふち)
死亡するのか 生き残る(死亡せず生存)
結末・その後 無罪放免となり、剣術と医術の道場を開く
関連する巻 付知の死=第10巻96話/結末=第13巻(最終巻)

『地獄楽』は賀来ゆうじさんによる忍法時代劇で、全13巻で完結しています。

MAPPA制作のアニメでも人気に火が付いた作品ですが、その生存率の低さでも知られていますよね。

地獄楽の民谷巌鉄斎は死亡する?結末を先にネタバレ

まず気になる生死から、はっきりさせておきますね。

民谷巌鉄斎は物語のラストまで生き残ります。

神仙郷では多くの死罪人と山田浅ェ門が命を落としますが、彼はその過酷な島から生還した数少ない一人です。

「八州無双の剣龍」の異名を持つ大剣豪で、片腕を失いながらも剣一本で強者との果し合いを楽しむ豪快な人物。

奇怪な出来事が続く島でも「面白い」と言ってのける胆力の持ち主なので、その生存力にも妙な説得力があります。

ハラス
ハラス
「死亡」で検索した人ほどビックリするやつです!巌鉄斎、あの見た目でしっかり生き残るんですよ〜。私も初読のときは二度見しました。

民谷巌鉄斎と殊現の戦い|付知の死亡シーン

巌鉄斎本人は死にませんが、彼の物語には一つ大きな喪失があります。

それが、監視役としてペアを組んでいた山田浅ェ門・付知の死です。

付知は解剖を得意とし、島の道中で新薬まで作ってしまう医術の使い手。

最初は罪人に心を開かなかったものの、旅を通して巌鉄斎と少しずつ絆を深めていきます。

そんな二人が並んで歩く姿を、罪人を許さない山田浅ェ門・殊現に見つかってしまいます。

殊現は仲間の太刀筋を再現する規格外の使い手で、巌鉄斎も次々と変わる剣技に追い込まれていきました。

作中描写を見る限りでは、殊現の斬撃から巌鉄斎を庇った付知は、深い傷を負いながらも一度は持ちこたえます。

ですが、時間的にも物資的にも、満足に治療できるのは付知か巌鉄斎のどちらか一人だけ。

付知は自分の回復ではなく、巌鉄斎の手当てに残った力を注ぎました。

そして次に起き上がったのは巌鉄斎のほうで、付知は仲間全員の無事を願いながら静かに息を引き取ります(第10巻96話)。

つまり巌鉄斎は死亡せず、付知の犠牲によって生き延びた——これがこの記事の答えです。

ハラス
ハラス
ここ、地獄楽でも屈指の泣きシーンなんです…。付知の選択を思うと、私は今でもこの巻を開くのがちょっと怖いくらいです。

付知が巌鉄斎を庇うこの場面は、文字だけでは伝わらない表情や間の描写がとにかく印象的です。

コマの余白まで含めて読むと重みが段違いなので、気になった方はこの機会にぜひ原作で。

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なぜ民谷巌鉄斎だけが無罪放免になったのか

巌鉄斎の生き残り方には、彼らしい理由が隠されています。

神仙郷から仙薬を持ち帰り、無罪放免になれるのは建前上たった一人だけ。

生き残った死罪人は実は5人(画眉丸・杠・巌鉄斎・亜左弔兵衛・ヌルガイ)もいたのですが、全員が堂々と生還すると筋が通らなくなります。

そこで生き残った山田浅ェ門たちと相談し、巌鉄斎ひとりを公式の帰還者に立て、残る4人は死亡したことにして身を隠す道を選びました。

なぜ巌鉄斎が選ばれたのかというと、彼はすでに名の知れた剣豪で、顔も割れていて隠れようがなかったから。

皮肉なようで、これ以上ないほど理にかなった人選です。

ちなみに幕府へ生存を報告したのは十禾・佐切・巌鉄斎の3名で、これは物語序盤の占いにもつながる展開になっています(詳しくは次の相関図で整理します)。

ハラス
ハラス
「顔が割れているから隠れられない」という理由、地味に納得しちゃいますよね。生き残り方まで巌鉄斎らしくて、私は好きです〜。

民谷巌鉄斎のその後|道場を開いた最終回の姿

無事に無罪放免となった巌鉄斎は、その後どんな人生を歩んだのか。

最終回で描かれるのは、剣術と医術の道場を開き、何気ない日常を送る姿です。

天下に名を轟かせる大剣豪だった人物が、人に教え、人を治す穏やかな暮らしに落ち着く——。

剣術はわかるとして、なぜ「医術」なのか。

ここには、医学の使い手だった付知の存在が重なって見えます。

作中で明言されているわけではありませんが、庇ってくれた相棒が遺したものを受け継いだ姿だと、そう受け取る読者も多いでしょう。

ハラス
ハラス
剣一筋だった人が医術の道場まで開くの、じわっと来ませんか?私はここに付知の影を感じてグッときました。

民谷巌鉄斎の生存を相関図で整理|誰が生き残ったのか

巌鉄斎の結末は、生き残った仲間と散った仲間の対比で見ると、より深く理解できます。

言葉だけだと混乱しやすいので、立場ごとにざっと整理しておきますね。

立場 キャラクター
生き残った死罪人(計5人) 画眉丸/杠/民谷巌鉄斎/亜左弔兵衛/ヌルガイ
公式に生還・報告された3人 民谷巌鉄斎/山田浅ェ門・佐切/山田浅ェ門・十禾
死亡扱いで身を隠した死罪人 画眉丸/杠/亜左弔兵衛/ヌルガイ
巌鉄斎を庇って散った監視役 山田浅ェ門・付知(第10巻96話)

面白いのは、物語序盤で天仙が「最後に残るのは男二人と女一人」と占う場面。

一見ハズレに見えますが、これは幕府へ公式生還を報告した十禾(男)・巌鉄斎(男)・佐切(女)の3名を指していたと考えられます。

名前を捨てた者は「この世に存在しない」扱いになる——そう読むと、序盤の占いがきれいに回収されています。

巌鉄斎が名を捨てず公式の帰還者になった選択は、この伏線の答え合わせにもなっているわけです。

ハラス
ハラス
誰が生きて誰が散ったか、一回整理するとスッキリしますよ〜。私も表にして初めて、占いの伏線に気づきました。

【考察】民谷巌鉄斎の“不老不死”に込められた本当の意味

巌鉄斎が仙薬を求めた動機は、他の死罪人とは少し毛色が違います。

彼にとっての不老不死とは、肉体が老いないことではありません。

天下に轟く偉業を成し、後世まで自分の名が語り継がれること。

つまり「名を残して生き続ける」ことこそが、巌鉄斎の求めた不老不死でした。

ここで序盤の展開を思い返すと、なんとも皮肉な構図が浮かび上がります。

名を残すために生きてきた巌鉄斎が、名前を捨てて死亡扱いを選んだ仲間や、名もなく散った付知の犠牲の上で生き延びる。

自分の名を守るために、まわりの誰かが名を手放していく構図です。

巌鉄斎が最終回で選んだのが「派手な偉業」ではなく「静かな道場」だったのは、その重さを受け止めた結果なのかもしれません。

剣で名を刻むより、目の前の誰かを生かすこと。

付知の死を経た巌鉄斎の生き方は、序盤の野望から静かに変化しているように私には映りました。

ハラス
ハラス
「名を残したい」人が、名を捨てた仲間に生かされる…。この皮肉、私はずっと考えちゃうポイントです。

巌鉄斎と付知、二人の関係性をもう一度読み返したい方は、原作の第9巻〜第10巻あたりがおすすめです。

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民谷巌鉄斎のプロフィール|年齢・身長・異名

生死とあわせて検索されやすい、基本のプロフィールもまとめておきますね。

名前 民谷巌鉄斎(たみやがんてつさい)
異名 八州無双の剣龍
年齢 40歳
身長 222cm
誕生日 11月23日
イメージカラー 鉄色
目的 後世に名を残す偉業を成すこと(=真の不老不死)

222cmという規格外の巨躯に、隻腕の剣豪という異色の設定。

数字で並べても、その存在感の大きさが伝わってきますよね。

民谷巌鉄斎を知った時のSNS上の反応

みんなの口コミ
性別・年齢問わず、クラウドソーシングで感想を募集してみました。

男性
巌鉄斎、絶対どこかで壮絶に散ると思っていたので、まさか生き残るとは。良い意味で裏切られました。

女性
付知くんが巌鉄斎を庇って亡くなるところ、何度読んでも泣いてしまう…。二人の関係性が好きだっただけに辛いです。

男性
剣龍が医術の道場まで開くとはね。付知から受け継いだものを感じて、地味だけど一番好きな結末かもしれない。

女性
正直、巌鉄斎はもっと派手なラストを迎えると期待していたので、穏やかに生き残る展開は少し拍子抜けでした。

男性
顔が割れているから公式の帰還者にされる、という理屈が妙にリアルで好き。生き残り方まで巌鉄斎らしい。

女性
「後世に名を残す」が野望だった人が、名前を捨てた仲間の犠牲で生きるの、皮肉が効いていてゾクッとしました。

男性
生存キャラの中では地味ポジだけど、あの片腕で戦い抜いたのは普通にかっこいいと思う。

民谷巌鉄斎のQ&A

なぜ民谷巌鉄斎は死なずに生き残れたの?

監視役だった山田浅ェ門・付知が、殊現との戦いで巌鉄斎を庇い、自らの回復より巌鉄斎の治療を優先したためです。付知の自己犠牲があって初めて、巌鉄斎は島から生還できました。

民谷巌鉄斎の結末・その後はどうなる?

仙薬を持ち帰った公式の帰還者として無罪放免となり、最終回では剣術と医術の道場を開いて、穏やかな日常を送っています。

なぜ巌鉄斎だけが無罪放免になったの?

仙薬を持ち帰れるのは建前上一人だけで、すでに名が知れて顔も割れていた巌鉄斎は身を隠せなかったため、公式の帰還者に選ばれました。他の生存者は死亡扱いで姿を隠しています。

民谷巌鉄斎は何巻で活躍する?

序盤から死罪人の一人として登場し、剣豪ぶりを発揮していきます。殊現との戦いと付知の死は第10巻(96話)、その結末は最終巻の第13巻で描かれます。

民谷巌鉄斎は最後まで片腕のまま?

島で蟲に腕を刺された際、開花を防ぐため自ら左手を切り落とし、以降は隻腕で戦います。その後は付知が鉄鉤の義手を用意しており、片腕のままながら剣豪として戦い抜きました。

民谷巌鉄斎の声優は誰?

アニメ『地獄楽』で民谷巌鉄斎を演じているのは稲田徹さんです。

まとめ

「死亡」で検索されがちな民谷巌鉄斎ですが、実際には神仙郷を生き延び、剣術と医術の道場を開く結末を迎えます。

その裏には、命を懸けて彼を庇った付知の存在がありました。

名を残すために生きた剣龍が、名を捨てた仲間の犠牲の上で静かな日常にたどり着く。

派手さはなくとも、地獄楽という物語の重さがぎゅっと詰まった生き様です。

巌鉄斎と付知、二人の関係の結末は、やはりコマとコマの余白まで含めて読んでこそ響きます。

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